リメイク術をたくさん紹介している「思い出コンパクト術PRESS」でも
はじめてお目にかかる野球バットのリメイク。
高校野球の練習で長年愛用し、愛着のあるバット。
残念ながら折れてしまったけれど、
何か別のものにリメイクできないかと依頼を受けたのは、
消費活動を通して価値が上がっていく“本物“をこよなく愛する「KASASAGI」。
折れたバットからぐい呑みが作れるかも?と思い立ったKASASAGIでは、
パートナーシップを結んでいる全国の高い技術を持つ職人たちの中から
「ヤマイチ小椋ロクロ工芸所」の小椋さんにオファー。
バッドの先端を切ったところ、
練習用バットは竹の寄せ木からできているとわかり、
バットは竹の寄せ木からできているとわかり、
くり抜いてみると、こんなにも綺麗な寄せ木模様が。
漆を何度も丁寧に塗って耐久性を上げ、
長く使える美しい酒器へと生まれ変わりました。
思い出が詰まったものは、壊れてしまって元の役割が果たせなかったとしても
形を変えて、また人生に寄り添ってくれるかもしれない。
そんな発想を大切にして、どんどん増え続けるモノ、
次第に壊れていくモノたちとどんなふうに付き合っていくのか、
考えてみてはいかがでしょうか。
このぐい呑みは、高校野球で試合に勝った日に、
監督さんが勝利の美酒を味わうのにぴったりですね!