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遺品を写真に、それは故人の自分史そのもの

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ご両親二人を見送ったNさん、ご実家はご両親が仲良く暮らしていた状態のままです。

気持ちの上では、しばらくはそのままにしておきたいけれど、現実を考え、ご実家を手放すことにしたそうです。

そして、遺品を片付け始めたものの、ご両親が大切にしていたもの、愛用していたものを見ると、ご両親の愛情や優しさが思い出され、簡単に手放すことなどできず、遅々として整理が進まないままでいました。

思い出の物は自分の手元に引き取りたいけれど、大量に物が増えてしまうのは事実上無理。そして、実家を引き払う期限も決まっています。

 

そこで、プロのカメラマンに依頼して、両親の想いが込められた品々と、部屋の様子、家の外観などを1日かけて撮影してもらいました。

できあがった写真から、物を長く大切に使っていた様子や、整然としたリビングなど、両親のお人柄が伝わって、まるで自分史を残してくれたようだと言います。

家族だんらんの時に使った思い出の食器

昭和40年代に購入したピアノ

お母様が愛用していた茶道具

 

写真の中にご両親の想いは残ったので、心のハードルが下がり、それからは順調に遺品整理を進めることができたそうです。

撮影した写真は、これから大量のアルバムを整理して、厳選した写真と一緒に、写真集にし、手元に置いておくとのこと。

思い出が詰まった遺品の数々はプロの撮った素敵な写真として残り、長い人生を全うしたご両親の想いが、ずっと後世に生き続けていくことでしょう。

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