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「思い出の物」の行方を考える 1 親の持ち物編(遺品整理)

片づけなくてはならない現実、そこで考えたいこと

 

「親の家の片付け」が大変という話題や、遺品整理業者が活況だとか、高齢化に伴う「物

」の処分が社会問題になっていることは耳にしたことがあるでしょう。

それでも、多くの人はじゅうぶん忙しい日々を送っているわけで、親の持ち物のことなど、目を向ける心の余裕がないそれが現実です。

 

 

しかし、気が付いたら親はじゅうぶん年齢を重ねていて、とても自分では大がかりな片付け・整理をする体力、気力などない高齢になっていませんか?

また親が他界し、はじめてその遺品の多さに驚く人も多いでしょう。

一念発起で、両親の物を整理しようと、手を付け始めてみると、親が大切にしていた「思い出の物」はそう簡単に捨てられないものです。

 

 

しかし、どれも思い出があるからと親の物を引き取ってしまったら、自分の自宅はどんどん狭くなりますよね。

 

 

では、思い切ってドライに捨ててしまう?

片付け法で有名な「ときめく」「ときめかない」で判断してみるというのがありました。

「ときめく?」と聞かれれば、大切な思い出は全部ときめくのです。

 

 

特に大切な思い出の物はそう簡単に処分などできない、それが普通の感覚だと思います。

でも、将来的な現実を考えないと、あなたの想いはけっきょく生かされないことになります。

 

子孫の立場で考えてみると、祖父母の大切なもの→親の大切なもの…とどんどん受け継いでいったら、よほどの豪邸ではない限り、生活するスペースがなくなってしまいますよね。

 

 

先祖の物を迷惑に感じる子孫、冷たいですか?

いえいえ、会ったこともない先祖の物、よほどのお宝ではない限り、特に興味は湧かないのではないかと思います。

会ったこともない先代の大切なものに「思い入れ」はほとんどなくなってしまうであろうという現実

個人が大量に物を所有する時代、まずは未来の子孫の気持ち、お子さんのいない方は、残される立場の人の気持ちを考えることが大切です。

では、たくさんの思い出の物をどうするか? それは3でお伝えします。

 

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