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手放すだけが、終活の持ち物整理はではありません 新しい「思い出の整理法」

心も部屋もスッキリする整理法があります

 

思い出編集アドバイザーMの体験です。

最愛の父親を亡くし、遺品の整理をしたときのこと。

一番、整理に胸を痛めたのは、写真を撮るのが趣味だった父親が残した60冊以上ものアルバムでした。

 

 

父が懸命に生きた人生の証を、絶対に処分できない!という気持ちが真っ先に浮かびましたが、同時にかなりのスペースを取るアルバムの山、引き取っても保管する場所がないという現実を目の当たりにしたのです。

 

 

実際のところ、父親との思い出を振り返りたくても、大量のアルバムから探すだけでも大変で、けっきょく見ることもほとんどありません。

 

 

そこで、60冊のアルバムから、特に思い出深い写真だけをピックアップしてダイジェスト版の1冊を作ろう!と思い立ち、完成させました。

 

 

その1冊があれば、すぐに手に取って思い出を振り返ることができ、家族、兄弟にも喜ばれました。(具体的な制作方法についてはアイデア&情報ページにて紹介していきます)

 

このダイジェスト版のアイデアは、アルバムだけでなく、いろいろな物に応用できます。

趣味の収集物、作品など、すべて写真を撮って、写真集、作品集を作れば良いのです。

 

思い出編集アドバイザーMが、次にコンパクトにまとめたのは、自分が趣味で集めた中国雑貨です。

すべてのコレクションを知人のカメラマンに撮影を頼み、コレクション集(写真集)を作成しました。

いつでもコレクションのすべてを眺めることができるコンパクトな1冊を手にした途端、「もう手放しても悔いはない」と、執着が薄れていくのを感じたと言います。

 

 

Mはプロの手を借りて1冊の本にまとめましたが、写真は誰にでも撮ることができます。手放せない思い出の品々は、写真に撮って、アルバムにまとめるなど、コンパクトな形で手元に残していけば、どんどん生前整理が進みます。

部屋も自分の心もスッキリ、子孫も助かる! 一石二鳥、三鳥の整理法です。

(具体的な方法はアイデア&情報のページでご紹介していきます)

 

そして、特にお気に入りのコレクション数点のみを手元に残し、後はすべて、フリーマーケットに出したり、中国アンティークを売っている業者に引き取ってもらいました。

最終的にただ手放すだけでなく、欲しいと思ってくれる人のところに渡っていくことは、「物」にとっても本望のように思います。

 

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