「思い出」に眠っていた大きな力に気が付くと…
思い出の物を整理しようと思っても、毎日忙しくて面倒…それまた現実です。
思い出編集アドバイザーのMが、亡き父親の大量のアルバムを、ダイジェスト版の1冊にしようと思い立った時、最愛の父親のものでありながら、なかなか重い腰が上がらず、実家の部屋にアルバムを放置したまま月日が経ってしまっていました。
しかし、その部屋に来客がやってくることになり、いよいよ大量のアルバムに手をつけねばならない状況に追い込まれたのです。
作業を始めてみると1冊、1冊の中に、忘れていた思い出たちが笑顔でMを迎えてくれました。
子供の頃の屈託のない笑顔を向けているたくさんの自分。それを見守る両親の温かい眼差し・・・。
日常のことばかりに目を向け、すっかり忘れていた思い出が、アルバムの中にたくさんありました。
当たり前のように大人になった自分が、どれほど親の愛情に育まれ生きて来たのか、たくさんの家族や友人との楽しい思い出・・・。
自分は自分だけの人生ではなかったのだということに、あらためて気が付きました。もう号泣です。
それはちょうど、Mがなかなか理想のようにいかない人生に、ため息をついていた頃のこと。数々の「思い出」が自分を支えて、旅立った父も姿はなくてもずっと励ましてくれているんだ、亡き父がMを愛してくれた想いの分まで頑張って生きていこうと、前向きな大きなパワーをもらえたのです。
そして作り上げた1冊のダイジェストアルバム。それを、嫌なことがあったり、元気がないときなど、気軽に取り出しては眺め、亡き父親の笑顔からパワーにもらい「まだまだ頑張るからね!」と前を向いているのです。
「思い出を整理し振り返ること」。
それは、これから生きていく上での最高のパワーになります。
コンパクトな形にして残すことで、いつでも振り返ることができるのです。
(具体的な制作方法はアイデア&情報のページでご紹介していきます)