親から引き継いだ家をリフォームしたり、
古くなった実家を処分することになったり…
家族の形が変わると、住まいにも変化が訪れます。
そんな時は家具や思い出の品々の処分も大変ですが、
家屋自体にも家族の思い出が詰まっていますよね。
背を測った柱や、青春時代を過ごした部屋などが
なくなってしまうことを想像すると切ない気持ちになります。
古い家を壊したり改築したりする際に、
「小さくていいからその思い出を形に残したい」
そんな思いを抱く人は少なくないと思います。
その気持ちに寄り添ってくれるのが木のおもちゃ作家である小田切祐佳さん。
温もりたっぷりの木のおもちゃを手がける小田切さんですが、
家屋の柱や梁などから木製アクセサリーを製作してくれます。
実際に家を壊すときは、思わず胸がギュッと締め付けられるもの。
けれども、こんな可愛いアクセサリーとして残せると思うと、
心が軽くなりますよね。