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      住み慣れた家を手放す時に | 思い出コンパクト術PRESS              

家具・インテリア

住み慣れた家を手放す時に

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印象的な一部分を新居でも生かすことができます

長年住み慣れた家も、子どもが巣立ってしまうと、生活スタイルが大きく変わり、晩年はもっと暮らしやすい家に引っ越しを考える人が多いようです。

または親の他界後、思い出の詰まった実家を手放さざるを得ない人もたくさんいます。

たくさんの思い出が詰まった家、引っ越す、手放すとなると、思い出が消えるようで後ろ髪を引かれ、なかなか心の整理がつきませんよね。

たくさんの思い出は、写真や心の中に残りますが、それでも何か愛着のある家を実感できる、物があれば、気持ちが大きく違います。

長年住んだ家には思い出がいっぱい

高度成長期に忙しく働いて来たTさん、誠実に仕事をして貯蓄をし、40代で念願のマイホームを建てました。こだわってオーダーした木目の壁が印象的な自慢の家でした。

しかし、長い年月を経て、老朽化と生活スタイルが変わったことで、2世帯住宅に建て替えることになりました。

家の象徴だった木目の壁

その決断に迷いはないものの、自分が汗水流して建てた家、木目の壁はまだ綺麗で、すべて廃材になってしまうことは切なく、その木材を生かせる方法はないかと考えたのです。

小さな形にして、しかも新居でも目に触れることのできる物が何かできないか……。

そこで、木目の壁を枠に使った、壁に飾れる鏡を作りました。

制作は近所のリフォーム店に相談に行きお願いしました。

木目の壁の一部を使って、鏡を作成

新しい家に住むSさん、今も前の家のぬくもりを感じながら過ごしています。

その鏡は、子どもたちにとっても愛着のあるもの、代々大切に受け継がれて行くことでしょう。

鏡の枠は器用な人なら自分で作ることもできるでしょうし、近所のリフォーム店や工務店に相談すればきっと良い知恵を貸してくれます。

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